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2015年11月24日火曜日

まぁちゃん、来訪。


 また長々とサボってしまった。すみません。
夏も秋も元気に過ごしました。平々凡々な日々は、何事もなく過ぎてゆきます。
平凡すぎるイタリアの日々。ああ、これで良いのか?と自問しながら生きております。

でも嬉しい事があったので、久々に書きまーす!


大学の後輩でありながら知り合ったのはSNS、フタを開けてみると共通の知り合いも多いという「まぁちゃん」が、パドヴァに遊びに来てくれた。
ユキさん充な生活以外は、どっちかというと退屈な毎日を送っている私には、とっても楽しくて刺激的で、笑いシワ激増な3日間だった。

私の仕事の都合で初日はランチのみ。
パリのテロ事件の影響か、いつもよりカラビニエーリが多く警備する聖アントニオ教会で再会の喜びのハグをしたあとは、なんでもパドヴァ近郊で作られている食材を使った料理を出すお店 ”Antenore ”へ行ったのだが…。
とにかく食材の事なぞそっちのけで喋りまくり。ご飯は美味しかったけれど、もうそれどころではなかった勢いで喋る日本人二人・・・。

あっという間に2時間が経過し、後ろ髪を引かれながら出勤した私であった。

約2年ぶりの再会だったが、全く変わらないのはお互い様、ということにしておこう。

翌日は曇り空の下、ヴェネツィアへ。
とにかく観光は二の次で、ぶらぶらと散策して写真を撮って、あとはひたすら喋る、喋る、喋る!
別にヴェネツィアまで行かなくても良かったかもしれない・・・。(爆)
ゴチャゴチャいろんな物が売っていたお店。
ちょっと欲しかった。

体格の良いウミネコ(?)

魚市場。巨大鱸!

ヴェネツィアっぽい一枚を。


しかしこの街は5回目だというまぁちゃんが、サンマルコ広場の鐘楼に昇ったことがなかったのは意外だったが、ランチ共々喜んでもらえてよかった❤

更にヴェネト観光は続く。

まぁちゃんとの最後の(今回の!)一日は、テアトロ・オリンピコが観たいというリクエストにお応えしてヴィチェンツァへ行った。
この日はお昼の待ち合わせだったので、ちょっとイタリア料理に疲れているのではないか?と思い、また自分も食べたかったのでお弁当を作って持っていった!
お弁当は作るのも楽し♪

お弁当なんて、何年ぶり?
卵焼きやウィンナーやプチトマトなどで、お弁当の王道を目指した。最近流行の「キャラ弁」なんて、死んでも無理っ!

ヴィチェンツァは一応建築家パッラーディオの作品群が見所なので、まずは街から少し外れたロトンダへ向かったのだが、なんとお昼休み。
ここのお庭でお弁当を食べようという思惑は外れ(飲食禁止だったかもだが…)、でもチョー腹ペコだったので、閉まった門の前に車を止めて、車内でお弁当タイム。何やってんだか・・・。
その後は予定通りテアトロ・オリンピコを観て、ヴィチェンツァの街を散策して帰ってきた。

うちでコーヒーを飲んで休憩したあとは、夜の部に突入。

絶対に外せない茹で蛸スタンド”La Folperia”でまずは前半戦。
パドヴァ名物なのじゃ!

隣のバールでグラスワインを買って、蛸をつまみに飲む。最高なのだ。

その後は、パドヴァのゲットーにある大好きなオステリア”L'anfora”のカウンターで、ハムの盛り合わせとワインをつまみに、喋る。喋る。喋る!!!!!
思いっきり喋り倒して、さあ帰ろうとしたら、隣に座っていたイタリア人が日本語ぺらぺらの人だったというオチまでついた、まぁちゃんのパドヴァ滞在でした。

来てくれて本当に本当にありがとう。
「パドヴァって良いところねー!」と絶賛してくれたまぁちゃん。
私もこの街が大好きなので、とっても嬉しかったです。
というわけで、次回のお越しをお待ちしておりまーす!




2014年9月10日水曜日

2014年夏、総括。《写真多数》

って、夏の総括をする前に夏前はナニをやっていたかというと、私には珍しく(爆)結構本番つづきだった。
オペラアリアコンサートを数回、『トロヴァトーレ』ハイライト公演(ハイライトと言ってもほとんど全曲だった・・・)、『蝶々夫人』ハイライト公演(ハイライトだとSempre出力200%ってな感じで疲れる、おまけに二夜連続だった・・・。死んだ)などなど。
でもやっぱり本番は楽しいわね。

7月は20日間ほど山に篭った。
しかし、今年は悪天候に見舞われた北イタリアの夏、滞在期間中半分が雨に降られた。
毎年のように山に篭るが、ここまでお天気が悪かったのは初めて。山の人達もかなり打撃を受けている様子だった。

でも雨に降られても、やっぱり山はいい。

山から下りたら母が到着し、『カヴァレリア・ルスティカーナ』のリハをパドヴァで行って、再び山へ。なぜならこのオペラは作曲家マーラーゆかりのDobbiacoという山の町での公演だったのである。
名前を間違えられるのは毎度の事で・・・ww
休暇を過したVal Badiaはそこから車で1時間ほどのところで、リハーサルがなければ直行したいところだったがそうも行かず、母と義父母も一緒に一泊二日でDobbiacoへ。
公演はMahlersaalというコンサート会場だったので、演出はシンプルなものだったけど、音楽は濃厚~~~~。
久しぶりに歌ったけど、昔より歌いやすくなっていて嬉しかった。
公演翌日はDobbiacoやS.Candidoなどの町を散策して帰宅した。
S.Candidoの町では盛大なアンティーク市が出ていた。


ところで夏の後もチョコチョコとコンサートが決まっているのだけど、こういう事でイタリアの経済状態が少しだけ回復しているのかな、とも思ったりする。
所謂リーマンショックの前までは、町企画やオペラ愛好会企画のコンサートが本当にたくさんあったのだが、経済状態が悪化すると文字通り「パッタリ」とそういうものが激減した。
同じ仕事をするもの同士が集まると、嘆く声しか聞こえてこないような状況だったのだ。
少し回復の兆しがあるこんな時にこそ、音楽の素晴らしさを伝えなくては、と真面目に思う今日この頃。

さて、夏の話に戻ろう。

母が7月末から8月末まで滞在した。
母は毎年ではないが、来るときはドーンと休みを取ってやってくる。
前回はイタリア語学校のお友達二人(妙齢のご婦人!)とパドヴァの中心のレジデンスに滞在して語学学校に通ったのだ!
今回は一人でやって来て、我が家でのんびりしてもらった。
途中、Asiagoへ避暑に行っていた夫の伯母さんの滞在先へ遊びに行き、伯母さんとサバイバルイタリア語&ウォーキング責めの4日間を過ごし、帰宅後もその伯母さんにプレゼントされたノルディックウォーキングのポールを持って毎日歩き回っていた。
義父母も一緒に3月に行った(前ブログ参照)トスカーナのアグリツーリズモへ出かけて魂の洗濯をし(私はiPhoneを水没させる悲劇に見舞われ、1週間スマホなしで過した。妙に新鮮だった!?)、最後は私と二人でガルダ湖のMalcesineで二泊三日・・・(よって、ガルダ湖の写真はなし・・・涙)

こうしてノンビリのはずが盛りだくさんの母の夏休みが終了した。
母とゆっくり話をする事も出来て、とても楽しかったし、この歳になると逆にこんなにゆっくり自分の親と向き合う時間を過せる事が稀有な出来事のように感じる。
それもこれも、母が元気で居てくれているお陰なのだ。
というわけで、ママ、まだまだ頑張ってね!!!

私の夏はまだまだ続く。
母が新しく出来たヴェネツィアー成田直行便で帰国した同日の夜、母の妹である叔母が到着した!!!
初めは彼女の娘である従姉妹も一緒に来るということだったので、従姉妹のスケジュールに合わせてこの日程になってしまったのだが、なんと従姉妹がおめでた!というわけで、叔母はドキドキしながら一人でイタリアまでやってきたのである。
35年前にツアーでヨーロッパの音楽祭を巡る、という旅行でイタリアへ来た事があるらしいのだが、本人もローマのカラカラ浴場跡歌劇場で観た『アイーダ』の4頭立ての馬車しか覚えていなかったらしい。
というわけで、イタリア初心者も同然の叔母の為に・・・
①姪出演の田舎のお屋敷の庭でのオペラコンサート(偶然話が来たので。笑)
②3泊4日のローマ・フィレンツェ旅行
③ヴェネツィア
④パドヴァ
というランナップを用意した。
ローマでは欠かせないSant'Eustachioのカフェ



 








イタリア人のおじちゃんおばちゃんに囲まれて聴いたコンサートでは、公演後に観客全員に振舞われたワインとリゾットにビックリしたところから始まった叔母のイタリア旅行。
まずはローマに住むお友達のお陰で、楽しくて美味しくて充実した2泊を過ごし、フィレンツェではミケランジェロ広場に感嘆した後ショッピングを楽しみ、ヴェネツィアではちょっと覗いてみたフェニーチェ歌劇場でリハーサルを見学出来る幸運に見舞われ、最後はパドヴァの名物であるFolpoに舌鼓を打つ・・・。
盛りだくさんの旅行が本当に無事に終わって、私もホッとした。
きっと今頃心地よい疲労に包まれて、時差ぼけの夢の中に違いない!
お疲れ様でした。

叔母が出発した日の夜、夫が「二人っきりって、なんだか変な感じだね」と一言。
本当に夫にはいくら感謝してもしきれない夏だった。
ありがとね。

トスカーナでの再会。(注:3月の話)


私は”人という名の宝物”をたくさん持っていると自負している。
家族、師、お世話になった人はもちろんの事だが、友達という存在は自分という人間を形成している上で、とても重要なパーツだと思っている。
古くからの友、大人になってからの友、知り合ったばかりで友達とようやく呼べるようになった人…数え切れない程の人が私の宝物なのだが、中でも高校と大学時代を共に過した友は、何とも言えない「濃さ」がある。

去年、東京でオペラに出演した際に、Facebookでめちゃくちゃ久しぶりに再会した高校・大学の一年上の先輩方、同級生が公演に来てくださった。
高校時代は同じ寮で暮らしたという事もあって、懐かしいなどという言葉は吹っ飛ぶような爆発的勢いの再会だった。
他にも日本に帰る度に、忙しい中をやりくりして会ってくれる友人達に私がどれほど癒されていることか・・・。本当に恵まれていると心底思っている。

さて、音楽大学卒ということもあり、同級生にはヨーロッパへ留学経験のある人も多い。
私のようにヨーロッパに住み着いて家族を持ってしまった人も居る。
冗談抜きで、大学時代に毎日の様にバカ騒ぎをして遊んでいた仲間うちで3人もがイタリアに住み着いていて、更に学生時代は別のクラスだったけど、卒業してからやたらと関係が深まった人もいるという、同窓会(声楽科限定だけど)イタリア支部が出来ても良いくらいの盛況ぶり。
イタリアに留学経験アリっていう人も含めたらかなりの数に登ると思う。

そんな中の一人、元留学生で留学中にヴェローナで結婚、現在東京のど真ん中に在住しているHY君ご夫妻が春休みでイタリアへやってくる事になった。
去年のオペラで一緒に働き、その際には大変お世話になったので恩返しをしたいと思っていた私。彼の来伊を知った住み付き組も集まって、プチ同窓会を開くことになった。

ローマに住む3人の住み付き組HR君、Y子、A、そしてパドヴァの私がそれぞれの家族やパートナーを伴って、総勢11人がトスカーナのアグリツーリズモ・Podere Spedaloneに集まった。

アグリに泊まりたいというHY君の希望から私がネットで検索して決めた宿だったが、ここがまた素敵なところで、トスカーナの景色を満喫したい人には超オススメ!という感じのところだった。
まぁ、詳しくはHPでも見てください。

フィレンツェに滞在していたHY夫妻をパドヴァから南下するわれわれがピックアップして、アグリの近郊の町・Pienzaでローマ組と合流する事になったのだが、HY夫妻の荷物の多さに、同行したユキさんもビックリ(爆)。
ギューギュー詰めの車で、優雅な景色の中を走る4人と一匹。
本当は雰囲気の良いレストランでランチ・・・と思っていたのだが、何故か辿りつけず、街道沿いのドライブインみたいなお店で食事を取る事になった。
しかしさすがイタリア、さすがトスカーナである。
なんと9€でタルトゥーフォがどっさり載ったタリオリーニ(手打ち!)が出てきた。
というわけで、みんなご機嫌で一路Pienzaへ。



Pienzaで同級生が一堂に会し、小さくて可愛い町を散策したあとアグリに向かった。
県道を途中から砂利道に入り、どんどんと人が住んでいそうなところから離れてゆく・・・
そして着いたところは絵葉書で見るような景色に囲まれた、陸の孤島とも言えるような自然に囲まれたパラダイスだった!!!!






ユキさんは放し飼いで宿の二匹のワンコたちと遊びまわり、私たちは夕暮れとともに地ワインとチーズ、サラミでアペリティーヴォ開始。
そのまま賑やかに夕飯が始まり、美味しい食事とワインを、学生時代の頃のようにワイワイガヤガヤと楽しんだ。

それにしても同級生って凄い。
何年ものブランクがあっても、再会した途端にまるで昨日まで一緒に居たような空気になる。
懐かしい話も、まるで去年の話。
そんな空気に包まれて、のんびりと気楽な時間を過せる。
感動・・・。

さて、その夜の間にサマータイムに変更になったお陰で1時間分寝不足な感じだった翌朝だが、ゆったりとした空気の中、これまた美味しい朝ごはんを堪能し、後ろ髪を引かれる思いでアグリを出発した。
向かった先はAbbazia Sant'Antimo、グレゴリオ聖歌が聴けるミサで有名だそうだが、もたもたしていた私たちはミサには参列できず、教会の見学のみ。
しかし田園風景に囲まれた教会の眺めには、本当に心を癒された。



見学の後は、昼食の予約をしていた世界的にも有名なBrunello di Montalcinoワインを醸造しているカンティーナ Le Presi で、3種類の赤ワイン;Rosso di Montalcino, Brunello di Montalcino, Riserva di Brunello の違いや作る行程、特徴などの説明を受けながらシンプルだけどガッツリとワインに負けないお料理を楽しんだ。

以上で同窓会のイベントは終了。
名残惜しいけど、HY夫妻をフィレンツェ空港へ送りながら私たちも帰宅の途についた。
あまりにも楽しかった24時間。
またやろうね!


以上を書いて、アップしないまま保存していた事を、今日になって思い出した。
まぁ、これを読んでいる方の生活には大きく影響はしないと思いますので、せっかく書いたし載せる事にしました。ごめんちゃい。

2013年12月27日金曜日

ワタシの2013年


クリスマスの夕方@Prato della valle



この2013年も多くの出来事があった。
で、振り返ってみようと思って、月ごとに考えてみた

1月 婦人科系の手術をする事が決まり、入院・術後の代講の段取りなどをしながら、『夜叉が池』の譜読みに燃える。

2月 手術前検査に通う。手術当日入院、4泊の入院生活を満喫。

3月 術後は安静にした方が治りが早い、という説と、どんどん動いたほうが良い、という説に挟まれて悩みながら、半ば過ぎまでのんびり過す。抜糸の時にワタシが歌い手であると知った看護師に懇願されて『アンドレア・シェニエ』のアリアを一節歌う。これが術後初めての歌声。(笑)その後、ついてきてくれたお友達と韓国料理屋でランチ。
術後一ヶ月検診も無事に済み、後半仕事復帰。

4月 手術から二ヶ月が過ぎ、日常生活はほぼ平常。声も少しづつお腹を使って歌えるようになり一安心。しかしこの頃には手術で減った体重が元に戻りつつある事も実感。トホホ。

5月 月末の『夜叉が池』稽古開始にむけて全開バリバリ。学年末を待たずに帰国するので、代講への引継ぎなどの雑用に追われる。
帰国し、ひっさびさに再会した姪っ子の成長ぶりに感動しつつ従姉妹の結婚式に出席した後、いよいよ稽古開始。

6月 久しぶりの東京での一人暮らしを堪能しつつ、楽しい稽古の日々。とにかくオペラの稽古は楽しい。しかし楽しいだけではなく、実は責任も重いのだ。気持ちを引き締めて取り組んだ1ヶ月。
お陰様で公演は大成功だった(と思う)。
素晴らしいスタッフ、面白い人ばかりなのに見事なプロ集団の共演者、激上手い合唱団、重厚に歌を支えてくれたオーケストラ、日本中から公演に足を運んでくれた観客、そして稽古の合間に時間を割いてワタシとご飯を食べてくださったお友達の皆様・・・あぁ、数え切れないくらいの人々に感謝の1ヶ月。

7月 オペラが終わってリラックス、と言いたいところだったが、夫との日本旅行が待っていた。まずは9日間の北海道旅行。レンタカーでウロウロの旅は、夫が行きたがった大雪山連峰や知床半島がメイン。予定通り全てが上手く行った。さすが日本!と改めて思った。
知床五湖から知床連山を臨む。

その後妹が姪っ子を連れて帰省。カワユイ姪っ子になつかれてデレデレの夫。
月末には初めて福岡へ。と言っても今回は大宰府のみの訪問。友人Y子の開いたギャラリーでのコンサート。大宰府天満宮の素晴らしい「気」と、コンサート後の美味しい居酒屋さんのお料理、ビックリするような老舗旅館での滞在・・・とたったの一泊で盛りだくさんだった。
広島風お好み焼き♪
帰りは広島に寄り道。夫には原爆記念館を一度訪問しておいて欲しかったので。更に同行した母の希望で安芸の宮島へも。
リハーサル中。













8月 母の指揮する合唱団の20周年記念コンサートに夫婦揃ってお手伝い出演した後イタリアへ戻ってきた。と思ったら今度は父が一人でやってきて、私たちのドロミテ休暇に同行。なかなか面白い経験だった。父も楽しんでくれたようでなにより。

9月 山から戻ってようやく何となくのんびりしていたが中旬から音楽教室再開、ルーティンな日々が始まるかと思いきや・・・月末にはワンコのユキさんがやってきた!!!この日から私はやや「ワンコ廃人」気味(爆)。
家に着いたばかりでまだ緊張の面持ち・・・。

10月 歯医者通いとワンコ一色の日々。ヴェリズモのプログラムの超ハードなコンサートに出演。マジで死にそうだった。月末には久しぶりにミュンヘンへレッスンを受けに。ユキさんが来るずっと前に計画していたので彼女には試練だったと思うが、無事だった(当たり前か!)レッスンの後は南ドイツに住むお友達がミュンヘンまで来てくれて、飲めや食えやの大騒ぎの2日間付き。
さすがミュンヘン!的な・・・。

11月 ワンコ一色の日々。雨が多くて気の滅入る典型的な11月だった・・・。

12月 なんと大学の後輩なのに知り合ったのはツイッターという”まぁちゃん”がわざわざパドヴァまで訪ねて来て下さった!彼はスウェーデン在住のピアニストであり素敵なセンスを持つ写真家でもある。ネット上ではしょっちゅうやり取りしていたけど直接会うのは初めて!なのに、初めてとは全く思えない盛り上がりで、ミラノのお友達のところからの日帰りの予定を無理矢理パンツまで買わせて泊まらせてしまった。パドヴァにはほぼ22時間の滞在だったけど、久しぶりに笑いが止まらないバカ話から中身の濃い人生についての話まで、本当に楽しい時間だった。来てくれて本当にありがとう!
スウェーデンから来た日本人にもらったお土産はイタリアの伝統的なビスケット!!!

と、こうして書き出してみると、ホント12ヶ月なんて本当にあっという間なんだわね。
クリスマスの恐怖の二日間も終わり、明日のコンサートで歌い納め。
大晦日は友達とユキさんも一緒にパーティー。
そして2014年が明ける。

このブログを読んでくださっているあなた!今年も大変お世話になりました。
また来年も、どうぞよろしくお願いいたします!


2013年9月16日月曜日

2013年、夏総括 ~イタリア・ドロミテ編~

Alta Badia
日本から戻って、ちょっと頼まれて通訳のお仕事などをした後、暑さの為にダラダラと過していた私であるが、うちら夫婦の夏の楽しみ、ドロミテ行きの日がやってきた。
去年は二人だけで3週間たっぷり山での生活を楽しんだが、今年は日本での旅行もあったので、1週間だけ、そして友達夫婦+我が父が一緒である。
父は「ドロミテ・バカンス」に憧れていたらしく、ウキウキとドキドキと恐々がないまぜになった気持ちで到着した。


空港で父を拾い、その足でアルタ・バディアへ向かった。
山でのお天気は上々。
少し健康面で不安もあった父だが、元気一杯でほとんどのトレッキングを一緒にこなす事が出来たし、何を食べても美味しいと喜んでくれた。本当に良かった。

山で飲むビールはサイコー♪


黒い森さくらんぼケーキ。
自家製クラプフェン

最終日に行ったレストラン、キノコのパスタ、豚すね肉ロースト、リンゴのフリッター、
そして絶品だったワイン(買って帰って来た!)



山の空気は、私を身体の芯からリラックスさせる力があるらしい。
あの雄大な景色を眺めているだけで、嫌な事も、心配事も、何もかもすっ飛んでいく気がする。

コルフォスコの町からグルッポ・セッラを臨む



雨の日はノヴァチェッラ修道院を見学


でも一週間では私も夫も不完全燃焼。
来年は1ヶ月くらい行きたい…と思っているけど、さて、どうなることやら。

これで今年の夏の休暇は終了。
最後は私たちの結婚記念日で締めくくった。
今年はこんなワインで乾杯~♪

濃厚な味わいでした。
また一年、よろしく頼むぜ、夫よ!


2013年9月3日火曜日

2013年夏、総括 ~in Giappone その2~

法善寺横町水掛地蔵尊の猫。

北海道旅行を終えて、私たちは実家へ移動した。

両親と夫と私の4人暮らしが始まって数日した頃、妹が姪っ子を連れて帰省した。
それからの1週間は、もう姪っ子を中心に世の中が回っていた。
姪っ子の可愛さって言ったら、もう自分でも良く分からないくらいで、この3歳児なのに妙に聞き分けの良いお茶目な生き物に、伯母はもうメロメロなのである。
夫の事を滅茶苦茶気に入っていて、日本語(特に3歳児の謎の言語)は分からない夫も彼女にメロメロ。
ここだけの話、帰宅して自分の甥っ子たち(6歳&4歳)に会いに行ったのに、たまたまご機嫌斜めの坊や達に相手にされず「姪っ子の方がずっと可愛い!プンスカ」と怒っていたのである。
世の中ままならないですな。(笑)

妹と姪っ子が帰っていった後は、二つの演奏会が待っていた。

一つは福岡に住む高校の同級生Y子が、大宰府天満宮の近くに作ったギャラリー・サロン”Koto house”でのコンサート。
大宰府天満宮の池。
とっても素敵なギャラリー、Koto house。天満宮からとても近いです。

初めて行った大宰府天満宮でも良い気をもらってきたけど、小さなサロンでのコンサートは、訊いてくださる方たちの気持ちまで感じられるような空気に包まれた。
終演後は地元の美味しい食材が楽しめる居酒屋さんで、Y子の娘さん、ご主人とそのお友達と一緒にワイワイと。
居酒屋の箸置き。
更に用意してくれた宿がすごくて、由緒ある佇まいに外国人の夫は大喜び。素晴らしい温泉があって私も大喜び。急に同行を決めた母も大喜びだった。
大丸別荘の立派なお庭の立派な蓮の花

Y子、ありがとう!大宰府天満宮&大丸別荘、また行きたいです!


さて、大宰府を後にした我々は広島へ向かった。
どうしても夫に一度原爆記念資料館を見ておいて欲しかったのだ。
理由は分からない。しかし自分が中学生の時に初めて訪れてから、この場所の事はなぜか私の「忘れられない、忘れてはいけない」記憶の箱に入っているせいかも知れない。

夫は言葉を失いながらも、じっくりと丁寧に見学してくれた。
もちろん「感想」なんて訊かない。でも「行って良かった」と言ってくれた。それで充分。

翌日は宮島へ。あいにくスッキリしないお天気だったけど、散策に困るような事もなく、しっかり楽しめた。
母はここへ来たいが為に今回の旅行に参加したそうで、さすが日本三景の一つ、厳島神社も大鳥居も古い町並みも、とても味わい深く、どことなく心が落ち着くのを感じた。

賑やかな商店街の一本裏の町屋通り。静かな風情。
絵になるね。



北海道の知床と広島へ来て二つの「世界遺産」。なんだか世界遺産を追いかけていた今回の日本滞在だったが、最後の最後にもう一つの演奏会が待っていた。
それは、母が指揮して父も一緒に歌っている合唱団の創立20周年記念コンサートだった。
ヴェルディ生誕200年の年でもある、ということで、プログラムの半分はヴェルディ。そのヴェルディプログラムを夫が指揮し、私がソリストで参加するというものだった。
ゲネプロの様子

メンバーはみなアマチュアばかり。その彼らが1年近くかけてイタリア語の曲を何曲も勉強し準備して来た。夫との密度の濃い3回の練習を経て、見事イタリア人化した合唱団の面々(笑)、気合の入ったとても素晴らしいコンサートとなった。

とまぁ、本当に盛りだくさんの日本での2ヵ月半だったが、記録的な暑さも経験し、実り多き帰国だった。
次はいつかな。

長々と読んで下さって、ありがとうございました。
次は、「夏休み~伊太利亜編」の予定。

ほなまた。