ジャスミンの季節がやってきた。 |
今週も一週間が終わろうとしている。
写真のようにジャスミンの美しい季節ではあるのだが、この時期のイタリアにしては悪天候が続いている。まるで日本の梅雨時のように、朝からスッキリ青空、という日がなかなかないのである。
残念ながらこの週末も雨の予報。カビそう・・・。
そして時間のスピードは尋常な速さではない。
朝起きて、大して用事も済ませていないのに、気がつくと夜になっている。そして疲れている。
天気のせいもなくはないように思うが、暑くなったら暑くなったで、きっとブーブー言う私なのだが。
今ではレッスンが全くない日が日曜日くらいしかない。
週に2日は音楽教室で教え、残りはプライベートの生徒達。
何十人も生徒が居るわけではないので、家では日に多くて3人程度だけど、夢中になって教えて、終わると充実感と共に疲労も感じるようになって来た。
力を注ぎ込みすぎるのだろうか?
以前にはなかった感覚である。(端的に言って歳なんだけどさ)
細々とした用事も意外に多い。
音楽教室の年度末発表会のプログラムの提出、更には通信簿のような物も書かなくてはならない。これは当然イタリア語なので、なかなか食指が動かず、PCの横に放置してある。
この週末に一気にやってしまおう。
そしてプライベートの生徒達が来月末に街の中心にある有名なカフェの夏のイベントシリーズでコンサートをする事になった。
大変喜ばしい機会ではあるが、誰一人プロフェッショナルの居ない出演者でどこまでレベルの高い演奏をさせることが出来るのかは、この私の責任でもある。
そういうコンサートの難しさや責任の重さを実感できない生徒達は、喜んでキャーキャー盛り上がっているが、本当はもっともっと死に物狂いでやってもらいたいくらいである。まだ譜読みの済んでいない生徒も居る。
来週は私も自分の勉強の為に留守にする事にしたので、その間に譜読みを全て完璧に終わらせておくように言っておかねば。
そんな風に1週間が過ぎて行く。
今夜は夫の合唱団のコンサートでアリアを数曲歌う事になっている。
週が明けたら2日間の音楽教室でのレッスンをこなし、水曜日からミュンヘンへレッスンに。
日曜日までは私だけの私のための時間なのだ。
久しぶりに「演奏する人間」であることを思い出せる時間になることだろう。
と、まぁ、愚痴っぽく書いてしまったけれど、何だかんだ言って充実しているとは思う。
教える仕事は自分に合っていると思うし。
ただ一つ、確実な事がある。
忙しいとダイエットは不可能( ノД`)。