2012年4月9日月曜日

Pasqua(復活祭)の休暇

金曜日に十字架にかけられたイエス・キリストがその3日後の日曜日に復活したという聖書の教えによる祭日であるパスクア(復活祭)


実はイタリアへ来るまでは全く知らなかった。知ってた人居ます?
大体この国の祭日は殆どが宗教上のもので、よって年によって変動もするのである。
毎年カレンダーを見て「今年のパスクアはいつや?」とチェックするのが恒例なのだが、なぜ変動するのかはWikiによると
復活祭は基本的に「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」に祝われるため、年によって日付が変わる移動祝日である。2011年の復活祭は西方教会東方教会も同日であり4月24日であるが、年によっては東西教会で復活祭を祝う日は異なる事も多い。』
ということだそうだ。ブログ書いて勉強になったわ。


さて、イタリアでは「Natale con i tuoi, Pasqua con chi vuoi」という言葉がある。
訳すと ”クリスマスは両親と、復活祭は誰でも好きな人と”という意味になる。
つまりクリスマスは一緒に住んでいようが、遠方に住んでいようが、家族が集まって過すというのが伝統で、逆に復活祭の休暇は友達と旅行に行ったりする人も多い、と言う意味である。
しかし周りを見渡すと、復活祭でも家族で過ごす事を大切に思っている人が多いようだ。
まぁ、クリスマスに向けて一族郎党終結必須!の空気は、復活祭ではやや薄いのは確かだが。


去年に続き、今年も復活祭の連休を使って夫と二人でアルト・アディジェ州にあるヴェノスタ谷でノンビリと過してきた。


ここはリンゴの産地で有名である。そして正にリンゴの花、満開であった。


散歩したり、古い中世から続くお城を訪問したり、広大な庭園でたくさんのお花を愛でたり・・・と、とにかくニコ子で写真を撮りまくってきた。
その数、864枚。
帰宅してザーッとPCに取り込んだ写真を一通りチェックして100枚くらい削除。
多分、チェックするごとに100枚単位で削除されていくに違いない・・・。


行った先はこんなところ。
コイラ城 長い歴史にも関わらず、城内には多くの調度品も残り見応えたっぷり。
トラウットマンスドルフ城庭園 メラーノにある、イタリア一美しいと言われている庭園。


グロレンツァ 小さな中世の面影が濃く残る街。





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