2012年1月10日火曜日

日本での年越し

約20年ぶりに日本で新年を迎えた。 イタリアに留学するまでは、年越しは必ず実家で家族で過していたので、久しぶりにそんな空気を味わえるのではないかと楽しみにしていた。 暮れの30日には買出しに出かけ、大晦日に出来合いのものもいくつか加えて、母と二人ででおせち料理を準備した。 私はお煮しめが作ってみたかったので、レシピ通りに頑張ってみた。ちょっと味が薄かったかな、と思ったけど悪い出来ではなかったと思う。 大晦日の夜は夕飯代わりにお蕎麦を食べ、早々に寝てしまった両親。 私は一人でTVを見ながら午前0時を迎えた。 イタリアに居れば毎年のように友達と大騒ぎして迎える新年。 今年は私の人生で初めて一人で年を跨いだのだ。 なんだか変な感じだった。 しかし静かな大晦日、悪くなかった。 翌元日はお正月料理をしこたま食べ、重いお腹を抱えて午後から”えべっさん”西宮神社へ初詣。 物凄い人混みに、イタリア暮らしに慣れてしまった私はドン引き。 それでもめげずにお参りをして、おみくじを引き、お神酒も頂いて帰ってきた。 お札はしっかり玄関のドア側に飾った。 おみくじは末吉だったのだが、己を磨くことを怠らなければこれから先どんどん良い事がある・・・というような事が書かれていたので、しっかりと心に留めてこの一年を過そうと持って帰ってきた。 今年はどんな年になるのだろう?いや、どんな年に出来るのだろう? 結局は自分次第である。

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