2013年12月20日金曜日

今年もあとわずか。

パドヴァ市庁舎前のツリー。

あっっっっ

という間にカレンダーが最後のページになり、それも後半に突入し、もう数えるほどしか2013年が残っていないではないか。
クリスマスカードも、用意はしたけどまだ書いていない。
海外暮らし、というのを言い訳に今年も多くの方にメールでご挨拶させていただくのだけど、どうしてもカードを送りたい方もいらっしゃる。
さて、クリスマス前に発送できるか!?(つか、やれよ、自分!)


今年はホントに駆け足で走りぬけた気がする。
夏に2ヵ月半も日本に帰国していたのが大きな理由の一つだろう。
日本って時間の流れがイタリアの3倍くらい速い気がするのは私だけ?
とにかく日本でのオペラ出演という濃厚な1ヶ月強と、その後家族と過したドタバタの1ヶ月は、ナニをやったのか思い出すのに苦労するほど色々なイベントに恵まれた。
色々な人に出会い、再会し、「またね」と言って別れる。
イタリアだったら1年掛けて起きるような出来事を、2ヵ月半に凝縮したような忙しい時間だった。
この場を借りて、お世話になった皆さんに改めて御礼を・・・(っ ̄з ̄)っ♡



超味気ない病室のベッドからの眺め(笑)
ココだけの話、実は今年の初めに手術を受けた。
婦人科系の良くある病気で、手術も素晴らしく上手く行き、術後の経過も『健康優良児』な私はトントン拍子で回復した。
それでも1ヶ月ほどは無理をせずに病人らしく過ごした。
普段から病気と縁のない私には、なんとも妙な時間だった。

ところで手術はもちろんイタリアで受けた。
掛かり付けの婦人科の先生がパドヴァとミラノ(Mirano)とメストレの病院の先生が良い、と紹介してくださったので、パドヴァの大病院は混んでいるし、なんだかガチャガチャしてる印象だったので、ミラノというヴェネツィアに向かう途中にある町の病院を選んだ。
これが運良く大正解で、手術の日程もイタリアでは考えられないほどスムースに決まり、手術前の検査も、手術自体もバッチリ、術後の痛みに苦しむ事もなく爆睡の日々、更には入院も清潔で静かな病室で快適に過ごし、人生二度目(一度目は小学生の時の盲腸!)の入院生活、それもイタリアで、を満喫してしまった。(細かく書くと面白い事が結構あったのだが、また改めて)
周りに吹き込まれていたイタリアの病院の悪評はナンだったんだ!?と言いたいくらい快適で、経過が良くて4泊しかできずに退院させられた時は、マジでもうちょっと居させて!って思ったのである。
イタリアの病院、悪くないわよー!

ちなみに公立病院での手術&入院だったので、検査と術後診察(各30€位だった)以外はなんと
無料
ちょっと感動してしまった・・・。
今となっては手術を受けた事自体を忘れてしまいそうになっている私。すーっかり元気です。


まぁ、後は歯医者通いが続いたりして、振り返ると日本に行った以外はメンテナンスな一年だったわけです。
さて、来年はどんな一年になることやら。

フルッタ広場もクリスマス市の賑わい。市庁舎の塔もライトアップ。


と、来年の事を考える前にクリスマスカードを書きます。頑張ります。



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